もやし

ルチオ・フルチのクロックのもやしのレビュー・感想・評価

ルチオ・フルチのクロック(1989年製作の映画)
4.2
ルチオ・フルチ監督。没後再評価され、スプラッター映画のマエストロと呼ばれ、サム・ライミやクエンティン・タランティーノが強く影響を受けたと公言している。
この監督の作品見るの2作目だけど、今んところグロは強くない。他の作品はあらすじからヤバそうだけど…笑


正直最後まで見てみて、疑問点が沢山残った。
これは俺の論理的思考が不足しているのか、そもそも脚本が論理的じゃないのか。よくわからない。と思ってU-NEXTの説明読んだら「理屈は破綻しているが」とはっきり書いてあった笑

何せ時間逆行ものだからね。テネットかよっていう。


田舎の豪邸に住んでいる老夫婦。こいつらは実は気に入らない甥夫婦を殺害してミイラにしたり、怪しみ始めた家政婦を殺害したり、フランケンシュタインみたいな大男を住まわせてたり、ドーベルマンを大量に飼って警戒させてたりと結構ヤバし。


それを何も知らずに老夫婦襲って金捲き上げようと計画した結構ちょっと頭おかしい系の男二人女一人の若い三人組が家に侵入する。


そこからは結構面白いけど、まあ内容晒してもあれだし、ね。
それぞれのキャラがめちゃくちゃ立っててそこに時間逆行も混ざるからとても面白い。

だが前述の通り脚本が破綻しているので笑、そこをどう見るかという感じ。

最後の後味も正直あまり好きではなかった。
やっぱり映画は清々しい方が好きだわ。
もやし

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