もやし

ザ・ウォーカーのもやしのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)
4.9
学生時代にたぶん3,4回見たような…
父親が休日ずっとスターチャンネルつけてて、やたらこれが流れてて。
もう20年近く経った今、オチと主人公がやたら無双してた記憶しか残ってなかった。

まさかデンゼル・ワシントンとゲイリー・オールドマンとはねえ。豪華だなー


核爆発で世界が荒廃してしまったという例のあれ。
盗賊に囲まれて、もう一度触れたらその腕切り落とすぞと言われて、ばっかじゃねえのと触ったら一瞬で切り落とされるという。そして無双して盗賊全滅。いやイコライザー…笑


西へ向かう西へ向かうとひたすら言う主人公。何故?と聞くと心の中で常にその言葉が聞こえると。

本を届ける本を届けるというが、話している内にすぐわかる。聖書だ。世界にはこの一冊しか残っていない。


そして同じく教養のある悪党ゲイリー・オールドマン。(核爆発から三十年経っているので若い人は文字も読めないし音楽も知らない。)聖書さえあれば、世界のあらゆる人間を洗脳でき、私は世界の頂点に立つであろう。何と言う邪な気持ち。聖書と真逆の思想。


最初の荒廃した世界からの盗賊全滅でワクワク感止まりません。そしてラストまでそのワクワク途切れず楽しめます。かなり良い映画だと思います。
結局世の中を聖書までしか拡張できないのかよ、と残念に感じる方もいるかと思いますが。


中盤以降の展開は知らなければ知らないほど楽しいので何も書きません!
個人的にはとても思い入れのある映画です。
もやし

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