モノクロ・インド・コメディ映画☆

今のように、ミュージカルパートになったら空飛んだり動物に乗ったりとファンタジーにならない分、ミュージカルの舞台を観ているようでした♪

1955年に離婚法が制定された事に合わせた作品だそう。

あかねちゃんセレクト(*´ω｀*)
英語字幕あり

145分英語字幕なのは、なかなかハードww


ストーリィは…

誕生日後1ヶ月以内に結婚すれば、父親の遺産が手に入るアニタ。

そこで、メガネな叔母が連れてきた漫画家の男と偽装結婚をして、即離婚しようとするのだが……


かな？

恋して失恋して歌って踊って法廷劇まで…
密度が濃い(*￣∇￣)ノ

良曲は…
・突然現れて歌って去っていく女神みたいな人と、頭モニモニする呪怨の俊雄君みたいなの
・パーティで踊る際に舞台で歌う"Deep Blue"
が好みでした♪

叔母の娘(?)もメガネで可愛かったなぁ～
ヒロインより好き！

偽装結婚相手は優男ぽい。
その友人(?)がコテコテのバカで楽しかった～

メインより脇が面白い感じ。

これは日本語字幕でも観てみたいなぁ(〃∇〃)

グルダット。
インドの黄金時代を生きた伝説的な
俳優兼監督。
インドではかなり有名な方で
僅か39歳でこの世を去った方。

このかたの映画、紙の花に乾きとかが
特に観たいのですがプレミアム価格。
動画もあまり出回らずなのです...

初インドの白黒映画🙆‍♀️💓
これ、最初日本語有りみたいにあったので
速攻ぽちったら英語しかなくて..
どうりで安いよね笑
まじ失敗したぁ..思っていたけど
踊りと歌あるしラッキー目線で
がんばりました笑😂🙌！！
が、140分英語のみは少々きつい..笑

ロマンチックコメディなんですが
昔のインド映画って幸せを
与えてくれるな〜。
英語のみでも画だけでそれが伝わる👏
表情すばらしい！！！
そしてセンスの良さ。
歌やダンスもちろんあるんですが
フランス的とゆうかこの時代にして
インドにして最先端。
傘をを使ったりプールサイドから
画が変わりながら歌い踊るシーンは
ララランドやロシュフォールなどを
彷彿させる素晴らしさ。

二人の夫婦の幸せなきらきらな笑顔や
言葉がわからなくても
この夫婦楽しくて幸せなんだってのが
伝わる映画。
後、昔の映画の奥さんってどの作品も
本当天真爛漫で可愛い笑笑😂💓
微笑ましいよね！！

今インド映画波にのってるけど
昔は昔でやはり大変素晴らしいです。

• #☆あかね的発掘良品☆

‪「55年夫婦」‬

‪冒頭、路上で騒ぐ青年。

新聞、両親を亡くしたアニタ、祖母との2人暮らし、女権運動家、亡父の遺産、売れない漫画家との偽装結婚、遺言所と遺産、歌を歌うドタバタ劇。

今、男女は恋の歌を口ずさみ、木漏れ日が降りかかるその場所でデュエットする…

本作はグル・ダット監督が主演を務めたロマンティックコメディーで、この度初見したが素晴らしい傑作である。

タイトル通り製作時期も55年と言う。

やっぱりインド映画は歌って踊ってがこの時代からある。不意にレストランから男性が歌い始め外へ出る演出がある。それからヒロインがプールサイドで踊ったり傘をさしたりして踊ったり正しくボリウッド映画だ。

本作のアイディアは調べたところによるとハリウッド映画に触発されて監督が配給会社からオファーをもらっていた題材を断って作ったそうだ。

またこの映画のテーマの1つであるヒンドゥー離婚法が丁度55年に成立されたらしく、当時は女性解放運動が既にインドでは始まっていた頃で、一夫一婦制の原則をなくし、妻が離婚を申し立てることが認められるようになったそうだ。

主演の1人のヒロイン役のマドゥバーラーの明るい芝居と美しさに微笑む。

この監督の作品初めて見たが非常にベンガル文化の影響を受けているように感じる。

ヒンドゥー語で楽しく歌声を披露して、前進したり後退したりと画面の中が視覚的に揺れ始める。

それはこの監督のスタイルの良い所だとは思うがやはり不意に始まるミュージックダンスがクローズアップされるなど絶妙な構図がすばらしい。

夜のショットがとても美しく照明の絶妙な光や公園の広々とした空間での音からの雨宿りの光景など黯然だが、役者2人が輝きに満ちている。

それに今回この監督の3作品を連続で見たが女優の=女性の髪が風に吹かれてゆらゆらする演出が多く導入されているような気がする。

現代のインド映画もそうだがすごく楽観性に満ちていてなおかつ喜劇を導入し必ずどんなジャンルでも歌と踊りが導入されるのがこの国のスタイルだろうが本作はそれ+パンと移動撮影が極めて優れている典型的な古典映画だがメッセージ性や本作に限っては結婚生活の幸福を観客に考えさせる時間を与えてくれている。

本作は自然の美しさで言うなら花鳥風月、空の美しさで言うなら天の川か蒼穹、そして女性の美貌で言うなら天照、この映画は風の運動による祝福が馥郁として、スクリーンから漂ってくる錯覚に陥る。

さて、物語は‬偽装結婚を巡る男女の葛藤をロマンチック風に喜劇と悲劇に分けた感じの内容で、

両親を亡くしたアニタが父の遺言状を読むと20歳の誕生日から1か月以内に結婚しないと遺産相続は無効とすると言った旨が書かれているのを女権運動家の叔母が遺産欲しさに売れない漫画家のプリータムとくっ付けようとするが…と言う簡単に話すとこうで、

所がそーやすやすと策略は上手くいかず、2人は愛し合い始めてしまうってベターな感じなんですよ。‪

インドの巨匠と言えばサタジット・レイを浮かべるが、グルダットもインド映画の貢献に欠かせない監督だな、うん。‬ ‬