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呪いの血
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『呪いの血』に投稿された感想・評価

lemmon

lemmonの感想・評価

3.3
立ち寄った故郷がこんなのって、、、嫌だなあ。


嫌っていたはずの叔母アイヴァース夫人が、怨念のようにヒロインの人生に影を生み、ヒロインの背後にはアイヴァース夫人の非人間的な強さが、皮肉にも血筋なのか被ってみえる可笑しみ。


本作はなかなか掴みどころが難しかった。ヒロインとヒロインの夫と久しぶりに故郷に立ち寄ることになった幼馴染みが、それぞれ場面場面でその心情が変化をみせていて混乱する。

ヒロインは誰を愛していたのか、ヒロインの夫は純粋故に病んでいるのではないのか?、幼馴染みは巻き込まれるのが億劫で、ただ車の修理で立ち寄っただけではなかったのか?

何を求めているのかもはやわからなくなったのではなかろうか、3人。
その中、巻き込まれた幼馴染みの恋人が可哀想すぎる。


少し違ったら傑作だったかも。
ただこのキャストは一見の価値有り。
回数重ねて観ようと思う。

ジュディスアンダーソンはここでも天晴れ!
transfilm

transfilmの感想・評価

4.0
バーバラ・スタンウィックが出演してることと、
"The Strange Love of MARTHA IVERS"という、サスペンスっぽい原題に惹かれて鑑賞。
なにより、スタンリーキューブリック好きのせいか
"The Strange Love"の響きがなんとなく好き。
同じ理由でマーベルの"Dr. Strange"も今から気になってるという。

この作品、マイケル・ダグラスのお父さん、カーク・ダグラスの俳優デビュー作だそうです。(マイケル・ダグラスですら今や大御所俳優なのに、そのお父さんのデビュー作だとは。。)

ジャンル分けするならサスペンスになると思うけど、
そこまで緊迫感や、邪悪さや、切羽詰まったものがない作品。
正直、ラストを見るまではちょっと退屈だったかも。
原題に惹かれて鑑賞したけど、終盤までなぜこの原題なのかもよくわからない作品。
終盤を見たらようやく、
この映画は「The Strange Love of MARTHA IVERS」だったなと思う。
それで、ようやく良さがわかる作品だと思う。

でも、よかったけど期待ほどではなかった。
自分はこの時代のフィルムノワール系作品は、
「深夜の告白」や「狩人の夜」を見終わった後に感じた
「この映画は完璧だった!」・・という余韻を感じれることが
期待値になってしまってるみたいで、
この映画は、その余韻には一歩たどりつけない感じだった。
やっぱり、中盤までが退屈に感じてしまったせいかな・・?。
こぅ

こぅの感想・評価

-
'24 4/18最新ジャケ写に変更していただきました。

【ハスラー】のロバート・ロッセン脚本、
【西部戦線異状なし】、【オーシャンズ11】のルイス・マイルストン監督(51)による、
埋もれた佳作【サスペンス】。


嫌いな叔母の家から逃げる事ばかり考えている少女、マーサは、脱出を試みたある日、過って伯母を…。


★脚本
起承転結がはっきりと丁寧に描かれている。
冒頭から
15分間の幼少期の人間関係/状況ときっかけとなる 尾を引く事件 を 序章 と捉えると、以降18年後からの開始を第1章(本編)として、実質の主人公が明確になる(OPクレジット的には、バーバラ、ヴァン、リザベスは同等扱い)。

序章の主要幼馴染3人の内の1人、サム(名優ヴァン・ヘフリン)の久々の帰郷に新加入として出会うワケアリ女、アントニア・マラチェ、演ずるは、低音ボイス悪女顔のリザベス・スコット という事で、否が応でも何かしら歯車が狂う事を予兆/期待させる。
"この2人のやり取りが冗長/無駄"との声もあるが、心を寄せる2人 という役割で説得力を持たせているだろう。
また、
後に続く 丁寧 なトータルバランスも保たれている。

次に幼少期事件の首謀者のマーサ(バーバラ・スタンウィック)とウォルター(カーク・ダグラス)の現状。
ウォルターは、力のある検事に、マーサはその妻になっているのも展開に重要な意味を持たせている(後にその経緯も描かれる)。
そこに
サムとアントニアが絡んで、過去の事件から新たな事件を生む流れ/構図が簡潔だ。
そこには四角関係/愛憎が邪魔にならずに、いや寧ろ必要不可欠で見事に溶け込んでいるのだ。
サムの ブレ は指摘したいが、エンタメ観点からは仕方あるまい設定。
全く ブレ知らず だったのは、、

終盤/クライマックスには、
安易な予想を裏切る用意周到の二転三転。
悔い改めるサム、、


ラストは、
予想外で、邦題の久々 上手さ に頷く、
ある意味 ホラー な怖い結末だろう。

サムを受け入れる女、
それは良い女なのか、甘いのか、、
男女でも評価がガラリ変わりそうな締めだ。


★総評/見どころ
鑑賞前にタイムが少し冗長気味な分、丁寧且つ無駄の無い展開で4人の心理/思惑も分かり易い脚本で、二転三転も装備して飽きさせない脚本は上出来。

幼少期からの主要キャラ3人を大人にしても性格的に 違和感なくそのまま移行 させているのもポイント。

見どころの1つとして、
本作デヴューのカーク(30)の名優達に引けを取らない堂々たる演技も確認。

総体的に撮影も演出(ライティング含む)も
再見すれば、より深く楽しめそうな余地有り。

テンポが悪いんじゃなくて丁寧。
忙しくなく ゆったり展開を楽しみたい時/者向け作品。

原題、主役とキャスト、
セオリーから外れている異色の印象も持つ、、
そこは、妙に引っ掛かるところ。


ビンタレベル★★★☆☆

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