懐かしさが余裕で上回ると思われる「バッファロー'66」を再鑑賞してみた。1998年のアメリカ映画。当時に一度しか観ていないもので内容は余り覚えてはいない。
ヴィンセント・ギャロが監督と脚本を手掛けている…言わば、あの頃の作品。主演もヴィンセント・ギャロ。音楽も手掛けているらしい。クリスティーナ・リッチとの共演。
さてと、出所したての男。それが、ヴィンセント・ギャロ。存在感ある見た目で何かと惹き付けられる。常に何かにイラついていて僅かながらにも傲慢な男のようにも見てとれる。
だけど、時に見せる弱さが少しずつ印象を変えていく。心の葛藤みたいな描写が多く生き抜くコトに希望を見出だせないようにも感じる。
そんな、ヴィンセント・ギャロとクリスティーナ・リッチとの偶然の出会いを描いた作品。特に見応えを感じたのはラスト付近。
予想通りの展開が待ち受けているのか。それとも、別の選択肢を選ぶのか…見ているコチラ側も少しハラハラさせる展開。
刹那か希望か…注目すべきトコロ。個人的には、こちらのエンディングを選んだコトで評価がグンと上がってしまったのだ。