「カラオケ行こ！」を初鑑賞してみた。監督は山下敦弘。監督作品は何を観ていたのかな。過去を振り返ってみるのも悪くない。
まずは「リンダ リンダ リンダ」「もらとりあむタマ子」「味園ユニバース」「オーバー・フェンス」「ハード・コア」ぐらいかな。かねてから興味のあった「リアリズムの宿」と言う作品は未だに観れていない。
オープニングで、ずぶ濡れのヤクザが一人登場。この時はヤクザとは、まだ分からへんけど刺青が透けているので多分そうかと思う。凄んで何を言うんかな…と息を呑むが、タイトルの『カラオケ行こ』の台詞。
予備知識の欠片もナッシングやけど、序盤の台詞から、これは軽いコメディだと推測される。合唱部中学生との友情を描いた作品なのかな。他の方のレビューを拝見すると…どうやら漫画が原作らしい。なるほど、漫画っぽいと言えばそうやけど、一風変わった漫画みたいな印象がチラつく。
中学三年生合唱部×ヤクザ若頭補佐と言う組み合わせは他に類をみないタッグだ。それだけに、どんな内容なのか全く知らへんもので興味津々な展開。
やべきょうすけやチャンス大城もおるやん。やべきょうすけは、他の映画でもよく見かけるけど、チャンス大城はいつの間にか俳優デビューしてたのか軽く驚かされる。まぁ、それぐらいしかコメントは出てこーへんけども。
ヤクザの組長は誰なのかな…って期待してみたけど、まさかの大物登場でテンション上がる。似合うねぇ。組長の貫禄はあるけど、カラオケ大会で変な刺青と言うギャップも持ち合わせているのが良いね。
なんやかんやと最後まで楽しめた。そして、最後まで『紅』推しが素敵。こんな軽いヤクザ映画も、たまには良いと感じる今日この頃。
