ナツミオ

ミレニアム2 火と戯れる女のナツミオのレビュー・感想・評価

ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)
4.0
WOWOW on demand鑑賞
【完全版を鑑賞】

 “リスベットの過去…“
 
数回目の鑑賞。
過去レビューは完全版に投稿すみ。
過去、イイね!頂いた皆さんありがとうございます♪♪♪

『ミレニアム』シリーズ3部作の2作目。
このシリーズは、1作目で主人公リスベットのファンになった方は、より彼女の過去や生い立ちも紐解かれ目が離せない♪♪♪

原作も3回ほど読んでいますが、何回読んでも面白い♪♪♪
もちろん本作も♪♪♪

記者ミカエルと相棒リスベットの活躍を描くヒット北欧ミステリーシリーズ第2作。劇場公開版より57分長い完全版を放送。物語は第3作「~眠れる女と狂卓の騎士」に続く。

『ドラゴン・タトゥーの女』より1年後。

この3部作の2,3はストーリーが繋がっているので、『起承転結』に当てはめると…

2. “火と戯れる女” 起・承・転
3. ”眠れる女と狂卓の騎士“ 承・転・結

 という感じでしょうか⁈
本作だけ観るとモヤモヤ必至⁈

原題 『Flickan som lekte med elden 』 
  (The Girl Who Played with Fire)

2009年スウェーデン/デンマーク/ドイツ作品179分
監督 ダニエル・アルフレッドソン
脚本 ヨナス・フリュクベリ
撮影 ペーテル・モクロシンスキー
音楽 ヤコブ・グロート
出演 ノオミ・ラパス ミカエル・ニクヴィスト アニカ・ハリン ペール・オスカルソン レナ・エンドレ ペーター・アンデション ミカエル・スプレイツ

(WOWOW番組内容より)
ある事件を解決した元記者のミカエル(ニクヴィスト)と女性調査員リスベット(ラパス)のコンビだが、ミカエルが雑誌“ミレニアム”の編集部に復帰したこともあり、コンビは自然と解消した。
1年後、少女売春組織を追う記事を準備していた記者2人が殺される事件が起き、リスベットの指紋がついた拳銃が犯行現場に残されていたことから、彼女は指名手配されてしまう。ミカエルが独自に真相を調べる一方、リスベットは謎の大男ニーダーマン(スプレイツ)に命を狙われ……。

(WOWOW解説より)
原作者スティーグ・ラーソンの他界後、世界的ベストセラーになった犯罪ミステリー小説「ミレニアム」3部作。
それぞれ映画化されたが、いずれも再編集してドラマ化できるように撮影し、映画版で使われなかったシーンがあった。
そんな計57分の未公開場面を加えた完全版が本作。原作にあったが映画版でなくなった様々な場面が復活。
第1作「~ドラゴン・タトゥーの女」で好評を博した、ハッキングなどが得意な女性調査員リスベットがヒロインに格上げされ、彼女を中心に新たな危機が展開。前作以上に見せ場がたっぷり。

このシリーズな完全版が面白いのは、映画版ではカットされた原作のエピソードが加えられ物語に深みが与えられているところ。
元々、ドラマ用として撮影されたが、1作目の大ヒットで映画化。
完全版は映画でカットされたシーンを編集し、完全版となった。

本作では、少女買春組織を追うミレニアム誌記者たちが何者かに殺される。
その現場から見つかった凶器の拳銃から、リスベットの指紋が検出され彼女は指名手配される…
彼女と記者たちは面識が無く繋がりもないことから、無実を確信するミカエルは警察の捜査とは別に独自で真実を追求する。
また警察の捜査が迫るなか、リスベットも事件の核心に迫っていくが…

犯罪捜査の刑事ドラマとサスペンス、復讐劇、そしてリスベットのアクション♪♪♪
リスベットの過去が断片的に示され、彼女の壮絶な過去も次第に明らかになっていく……。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』から
原作3シリーズを読みどハマり。
映画『ミレニアム』3シリーズ完全版鑑賞。
また原作を読み返し
そして、また『ミレニアム』シリーズと
無限ループにハマった私。
その間に4,5,6原作や映画『蜘蛛の巣をはらう女』を観てダニクレ版も何回観たかな⁇

その他
原作は3シリーズ出版前に作者のラーソンが急逝し、その後原作は世界中で大ベストセラー。
元は10作までの構想があり、4作目は半分は書き進めていたそう。
その意志を継いだダヴィド・ラーゲルクランツにより4,5,6作まで出版された。
こちらの原作も読了し、面白かったです。

また4作目『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』も2018年に映画化。こちらも鑑賞済みですが、またダニクレ版と併せて観てみたい♪♪♪

過去スコア4.0 変わらず

超スルメ作品



【忘備録】ネタバレ含む
(キャスト) [1 - 3] は登場するシリーズ
【主人公】
・ミカエル・ブルムクヴィスト 
Mikael Blomkvist
- (演) ミカエル・ニクヴィスト
『ミレニアム』の発行責任者・共同経営者・記者。

・リスベット・サランデル 
Lisbeth Salander
- (演) ノオミ・ラパス
フリーの調査員。

【その他レギュラー】
・エリカ・ベルジェ[1 - 3] Erika Berger
- (演) レナ・エンドレ
『ミレニアム』編集長・共同経営者。

・ドラガン・アルマンスキー[1 - 3]
- (演) ミカリス・コウトソグイアナキス
警備会社ミルトン・セキュリティの社長。

・ニルス・ビュルマン弁護士[1, 2]
Nils Bjurman
- (演) ピーター・アンダーソン
リスベットの後見人。弁護士。

・マーリン・エリクソン[1 - 3]
- (演) ソフィア・レダルプ
『ミレニアム』編集補佐。

・アニカ・ジャンニーニ[1 - 3]
Annika Giannini
- (演) アニカ・ハリン
ミカエルの妹。弁護士。

・クリステル・マルム[1 - 3]  
Christer Malm
- (演) ヤコブ・エリクソン
『ミレニアム』アートディレクター・共同経営者。

・ロナルド・ニーダーマン[2, 3]
- (演) ミカエル・スプレイツ
金髪の巨人。
リスベットの拉致を指揮する男。

・ペーテル・テレポリアン[2, 3]
- (演) アンデシュ・アルボム・ローゼンダール
精神科医。
リスベットの少女時代の主治医。

・ヤン・ブブランスキー[2, 3]
- (演) ヨハン・キレン
ストックホルム県警犯罪捜査部警部補。

・リカルド・エクストレム[2, 3]
- (演) ニクラス・ユールストレム
検事。

・ソーニャ・ムーディグ[2, 3]
- (演) ターニャ・ロレンツォン
ストックホルム県警犯罪捜査部刑事。

・ハンス・ファステ[2, 3]
- (演) マグヌス・クレッペル
ストックホルム県警犯罪捜査部刑事。

・イェルケル・ホルムベリ[2, 3]
- (演) ドナルド・ホグベリ
ストックホルム県警犯罪捜査部刑事。

・ソニー・ニエミネン[2, 3]
- (演) ペーレ・ボランデル
オートバイクラブのナンバー2。

・アレクサンデル・ザラチェンコ[2, 3]
- (演) ゲオルギー・ステイコフ
通称”ザラ“。
元ソ連GRU(連邦軍参謀本部情報総局)所属将校。スウェーデンへの亡命者。
犯罪組織の黒幕。

・ミリアム・ウー[1 ,2] Miriam Wu
- (演) ヤスミン・ガルビ
リスベットの友人。

第二部
・ホルゲル・パルムグレン
Holger Palmgren
- (演) ペール・オスカルソン
リスベットの元後見人。弁護士。

・パオロ・ロベルト Paolo Roberto
- (演) パオロ・ロベルト
有名プロ・ボクサー。

・マッゲ・ルンディン
- (演) トマス・リンドブラード
オートバイクラブの総長。

・ダグ・スヴェンソン Dag Svensson
- (演) ハンス・クリスティアン・トゥーリン
フリージャーナリスト。

・ミア・ベルイマン
- (演) イェニー・シルフヴェルヘルム
犯罪学の研究者。ダグの恋人。

・グンナル・ビョルク Gunnar Bjork
- (演) ラルフ・カールソン
元公安警察官。買春客。

・ペール=オーケ・サンドストレム
- (演) オーラ・ヴァールストレム
フリーライター。
買春客。売春斡旋マフィアの手先。

・ニクラス・エリクソン
- (演) ダニエル・グスタフソン
警備会社ミルトン・セキュリティ社員。
リスベット調査チームのメンバー。

・Journalist
- (演) アレクサンドラ・エイゼンシュテイン
ジャーナリスト。
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