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ビヨンド・サイレンスのののネタバレレビュー・内容・結末

ビヨンド・サイレンス(1996年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

う〜苦しさと切なさと愛が詰まってる気がする

幼い頃から耳の聞こえない両親と耳の聞こえる世界との橋渡しをしてきて、憧れのような存在の叔母からもらったクラリネットで両親の知らない世界へ踏み出すララ 叔母が自由でおしゃれで押しが強くて、クラリネットはうれしいし一緒におばあちゃんちに泊まるのもうれしいけど髪をお揃いにして切るのはいやっていう複雑な感情になぜか泣きそうになった

通訳をしてきた自分と、楽しいことをしてたいわがまま盛りの妹と でもやっぱり歳が少し離れてるのもあって無理矢理家出してベルリンまで来た妹に甘くなっちゃうの、おねえちゃんって感じ

おじさんと仲良いのすごくいいな
おじさんが母の死を告げる前にしっかり抱きしめてくれるの愛でしかないし、くずおれるララを引きで映すあのシーンめちゃきれいだなと思った

父とは衝突が多いけど、雪のシーンがじんわりといいなと思うし、どういう音がするのか気になってララに教えてもらう父がかわいい 音楽も別にいやではないと思うんだよな…試験を通して少しでもふたりの気持ちが和らいでいくといいね、と祈っている

何度見ても映画あとからI will survive、母の死を知るシーンが好きすぎる
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