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映画 聲の形のののネタバレレビュー・内容・結末

映画 聲の形(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

いじめたことを後悔して反省して、自分の嫌いな自分じゃなくなるようになんとかやろうとするけどやっぱり自分の過去が思い出されるし、過去を知ってる人間に掘り返されるし、思った通りにいかないもどかしさ
いじめた相手にもう一度関わろうとするのはエゴのような気もするけど、反省しているし相手も拒否していなければいいのかな

植野は結構ズケズケものを言うし、変わろうとしてる石田のことを見下すような発言でサゲてきたりするし、女子のリーダー格って感じもちょっと苦手だった でも、川井のほうがタチが悪くて、自分をよく見せようとしてるのが合わないなあと思った
自分自身に置き換えたら川井みたいになるんだろうなとは思っちゃう

後半涙は出るけど、引っ張られてるだけというか、登場人物たちの気持ちに寄り添って涙が出てる感じではなかった
わからないわけではない、でも処理が追いついてないって感覚だった

石田も硝子も、雨に濡れてる相手を追いかけて、自分が濡れても相手に傘を差すひとなんだなあ、一緒だなと思ったのをよく覚えてる
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