世間と距離をおき、孤独に暮らす美術愛好家の老教授が、彼の家に住みついた人達に翻弄される話。
ブルモンティ夫人とその愛人や娘達私は最後まで好きになれなかった…。
人の家で好き勝手しすぎて私は一緒に居…
『テオレマ』なのって思ったり、こんな散々なことになったのに家族を失ったら悲しいものなのとか色んな気持ちになるけど、町山さんの解説を聞いて初めて点数がつけられるわ。町山さんすごすぎるし、ビスコンティそ…
>>続きを読む2022-163-160-003
2022.10.15 TC新宿 Scr.12
短文感想
午前十時の映画祭12 17本目
耽美
どこかしら
ベニスに死す鑑賞時と同じように
耽美主義を感じました…
静かに暮らしてる主人公のもとに突如距離感バグりまくりの客人が来て……という冒頭で、すわアロノフスキーの「マザー!」路線かと身構えたが、べつにそんなことはなかった。私は心のATフィールドがめちゃくちゃ…
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メモ
・広い意味で″クラシック″という言葉が似合う作品。モダンと対比する描写もあるが。
・モーツァルトや絵画をきっかけに教授と青年の間に心が通じ合った瞬間は詩的。家の改造(破壊)から心が通じ合う…
う〜ん…
理解はできるけど納得はできない映画だったなぁ…
いくら孤独な独居老人だからって、なんであいつらを家族として受け入れられるの…自分なら無理やわ…
そこはかとなく『ヴェニスに死す』に近い雰囲…
家族と思うことで受け入れる、というのは何となくわかる気もした。
世の中理不尽なのことが多くて、思い通りにならない。
そんな状況に対して、心のバランスをとりながら向き合うには、ある種「なかったことにす…
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室内劇。
絵画、調度品、室内装飾(全て本物なのだろう)などの映像美。各人物の魅力、会話劇で進んでゆく。
孤独で芸術肌の老教授、バート・ランカスターが知性的な紳士を演じていた。
シルヴァーナ・マ…
過去鑑賞記録。
ヘルムート・バーガー、バート・ランカスター、シルヴァーナ・マンガーノというヴィスコンティ作品のメインスターたちが顔をあわせた、彼としてはスケール感は小さいが、ある意味、総決算的な作品…
(c)Minerva Pictures