しろみさかな

E.T.のしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

E.T.(1982年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

実は見たことが無い名作です!初見でした!死ぬまでに見ておきたかったです。見れて良かったです。名作という色眼鏡で見てしまっているかもしれないですけど、やっぱ凄かったです。
まず音楽が良かったです。なんであんな壮大な感じの音楽が作れるんだろう…って不思議でした。自転車で空を飛ぶシーンは、本当に空を飛んでるみたいな音楽でした。ワクワク感と恐怖と色んな感情が入り混じった気持ちをよく表現しているなぁと。音楽だけでワクワクできました。
それからETの表情に驚きました!どないなってるんや!と。宇宙人だけど、どこかヒトを感じさせる顔のビジュアル、目の動き、手の動き、声。すごい。どうやったらあんな宇宙人のビジュアルを、想像できるのか。ラストシーンでETが少年をハグするんですけど、手で演技しているというところに感動しました。大切そうに、抱きしめている手!驚き!最初は気持ち悪い手だなと思っていたのですけれど、手にも表情が感じられて、最後の方は手ばっかり見てしまっていました。目とか顔のギミックも本当凄過ぎて、語彙力が無いので表現出来ないのですけれど、とにかくすごい。
ストーリーに関しては、とんでもなくスピーディーで、え?なんでET白い芋けんぴみたいになってるん?と戸惑いました(笑)でもやっぱスピルバーグってさ、少年心を描くのが本当に上手。あの幼き時代にしか見せれない表情だったり、ワクワク感、あの時にしか出会えない仲間達(きっと大人になったらバラバラになってもう会わなくなるんだろうな〜…エモいな…というような仲間達)の描き方が本当に逸材すぎました。最後なんかちょっとウルウルしましたもん。きっと彼ら大人になるまで、ずっとETのこと語り明かすんだろうなぁ〜と想像できましたもん。なんだか純粋な気持ちに、童心に戻れる作品で、自分が汚ねぇ大人になってしまったなぁ〜と、色んな意味で涙してしまいました(笑)
多分まだ見てない方はあんまりいらっしゃらないかと思いますが是非。見るのが遅すぎました、反省。
余談、カタコトのET可愛かったです。ホーム…
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