つめけん

マスクのつめけんのレビュー・感想・評価

マスク(1994年製作の映画)
4.0
「俺が生きてる限り俺が一番だぜぃ…!」

冴えない銀行マンが変なマスクをつけてハイになる話。

こんな愉快な映画ない。個人的には「少林サッカー」と並んで、愉快映画の殿堂入り。
大衆娯楽ってのはこういう作品のことを言うんだ。

主人公スタンリーの優しくも弱っちい所謂「良い奴」な雰囲気からの、怪人マスクの異常な万能さの温度差が気持ち良い。痛快ってこういうことを言うんだなと思わせるイかれた演出の数々とジムキャリーの奇人演技が凄まじい。

ジムキャリーのコミカル名人芸と、わかりやすくおきらくなストーリーがベストマッチ。
吹き替えで見ると山寺宏一の名人芸とマッチしてさらに楽しい。ジムキャリーも山ちゃんも、等しく天才です。

キャメロンディアスがとっっっっっても美しい。この時代の彼女が全女優の中で一番美しいと、僕は本気で思っている。

犬のマイロがおりこうで可愛い。好き。

完全に余談だけど、実家の犬の命名権をもらったとき、「マイロ」が最終候補まで残った。でもパグだったから、結局はMIBの「フランク」から名前を貰った。
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