気持ち悪すぎ。でも笑わされる。強引すぎるけど。これぞアメリカン・コメディ。笑いってお国柄によって異なるものなんですね。
ジム・キャリーとキャメロン・ディアスの出世作。
SFXをふんだんに使ったマンガチックな表現がジム・キャリーのオーバーな表情と独特な軽い身のこなしとぴったり合っていて最大の効果を生んでいます。
私は普段はこういうふざけたギャグは好きではないのですが、力技でねじ伏せられた感じ。
面白かったです。参りました。
破天荒すぎるストーリー展開に、歌姫ティナのセクシー&キュートさがミスマッチで、それゆえ個性的。
音楽にダンスに。なんてノリがいいんだろう。
またとない作品だと思います。
仮面は自己の欲望を顕在化し、増幅させます。
仮面の専門家に相談に行くんだけど、精神科へ行けとあしらわれてしまいます。
心理学に仮面を語源とする「ペルソナ」という言葉があります。
外的人格または外的側面を意味します。
《仮面をかぶった人格》というのは人間だれしも持っているものだと思います。
だから、彼の変身について共感してしまう部分があるんでしょうね。
自分もこの仮面被ってみたい。ってこっそり思っている男性、いるんじゃないですか~?
第2弾「マスク2」も製作され、見たことがあるんですが、影の薄い作品だったなあ。
やはりこの映画は、ジム・キャリーが良かったんですよね!
ジム・キャリーって本当に不思議な顔をしていますね。
彼の顔をもう一度見たくなる。暑苦しい演技なのに。そういうの好きじゃないのに。
でも時々すごくかわいく魅力的にみえるんです。
ほんと不思議。
それにしても、銀行強盗したのは事実なんだけどなあ。
お咎めなしでいいのだろうか…(?_?)
それと、これは絶対に言っておかなくちゃ。
スタンリーの愛犬のジャックラッセル・テリアのマイロが賢くてかわいくて。
演技も上手くて、大活躍です。
マスクのワンコに惚れて、実際にジャックラッセルを飼い、マイロと名づけている人がいました ▽o・ェ・o▽
確かに、こんなワンコがいたらなあって思いますよね。