初めての小津安二郎。
それが本作となったのは、少し小説の結末から読んでいるような気持ちにはなる。
とにかく、心地よかった。
穏やかな台詞回し、決して劇的な展開があるわけではないけれど、実際にあった…
路子の白無垢が綺麗すぎて声出た
この時代の空気とか語り口調とか人の在り方とか暮らしの色合いとか、そういうものが多分すごく鮮やかにパッケージされてるんだろうなと思った 良い悪いは置いておいて
露子の幸…
娘が結婚するしないっていうとても家庭的なストーリーからたくさんのことを伝えられる、あるいは観る側が考えさせられるのは本作が名作と語られる所以ですよね〜
この時代は特に女性のしなければならないことが…
撮影の美しい切り取り方、場面、両方の意味で徹底して同じ構図を反復すること、その強い強いコントロールの中に現れてくる人間味。ラストの帰宅後のシークエンスはもちろん、その前のバーでの「葬式?」「まあそん…
>>続きを読む小津作品にハマり、ずっと観ようと思いながら後回しになっていた作品。
久しぶりの小津さんはやっぱりなんか落ち着く。
忙しくない。ハリウッドみたいな大爆発はないけど、飽きない。じわじわと沁みてくる。
…
昭和の家族、そして昭和のサラリーマンの生活を淡々と描いてる作品。
何がすごいことが起こるわけではないけど見入ってしまうのはなぜ?
笠智衆の棒読みっぽいけど、なんか優しい感じがいい。娘を嫁にやった寂し…
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