ゆずきよ

夕陽のガンマンのゆずきよのレビュー・感想・評価

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)
4.7
わかってはいましたし皆様そうだと思いますが、やっぱり4月は忙しいですね。
助けてクリント・イーストウッド。
という事で映画館で観ることは出来ませんでしたが、我慢出来ず久しぶりに観ました。

物語は、2人の賞金稼ぎがある賞金首のグループにそれぞれ狙いをつけるという所から始まります。
物語に関しては失礼ながらそれほど重要ではありません。
銃声を楽しむ映画です。
監督はマカロニウエスタンの巨匠セルジオ・レオーネ。
タッグを組むのは監督お馴染みのクリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフです。
この2人がとにかくカッコ良い。
アクションとしては一世代もニ世代も前のガンアクションですが、カメラワークとその仕草で圧倒的に魅せてくれます。
一挙手一投足が渋過ぎる。
中盤以降、騙し騙されありアクションも激しさを増していきます。
今改めて観ると過去の差し込みや笑い声の反響など時代を感じる演出もありますが、これはこれで懐かしい感じ。
是非心の博物館には納めて下さい。
終盤は驚きの大ドンデン返し…などは期待せず相変わらずの激渋ダンディズムに酔いしれて頂けますと幸いです。

改めて観てやっぱり好きだなぁ。
と同時に大画面4Kで観たかったという悔しさで帽子を撃ち抜く所でした。
しばらくまだ映画館には行けそうも無いので一度観た名作映画で癒される事とします。
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