出て行った恋人が自分の記憶を抹消する治療を受けていて、腹いせに自分も記憶を消してやろうと思うんだけど施術の途中でやっぱり思い直して、夢の中で彼女と記憶の逃避行をするお話
あらすじをざっくり説明するとこんな感じですが、予想に反してファンタジーで、とても切ないお話でした
劇中のほとんどが主人公ジョエルの夢の中で展開されるので物語の主軸はもちろんジョエルとその恋人なのですが、施術する医師サイドにもドラマがあったり、しかもそれがシナリオのギミック的要因になってたりするので面白いです
大切な思い出たちが夢の中でどんどん崩れていって、ジョエルが「この記憶だけは消さないでくれ！」と叫ぶシーンはとても苦しかったです、失恋したての人には中々に辛いと思われるのでオススメしません、あえて感傷に浸りたい人ならもってこいかな？笑
でも冒頭の段階ではまさか二人がくっつくとは思わなかったなあ、だって奔放で派手なクレムに反してジョエルは真面目で地味〜だし、ジョエルが家に帰って電話したことにもビックリ、全然惹かれてるようには見えなかったけど。笑
