ブラックスワンを見直した後で視聴
ダーレンアロノフスキー監督、好きだなあ
パーソナルスペースを侵されていく不快感が半端じゃなく、突然の訪問者から理不尽に蹂躙されるファニーゲーム的なアレなのか…？と思いきや、息子二人が登場した辺りで「カインとアベル」を感じ、そこから何となく物語の意味するところを掴めてくる作品でした
ラストの怒涛の展開に圧倒され鑑賞後はこれまたすごい映画を見たなという気持ちになったのですが、とはいえ聖書については曖昧な知識しか持ち合わせていなかったのでネット上の考察を足しにしたところ、改めて凄まじいことやってんなという感想を抱いています
途中フェミニズム的観点から見ると見過ごせないというか私が現実で言われたら余裕で激怒しているであろう台詞もありました、色んな意味で日本では公開できなかったのが頷ける、まあそこがまた日本だなって感じがしちゃうんだけども
同監督の作品で同じく創世記を描いている"ノア 約束の舟"は、当時映画館で見て「予告編が全て」というガッカリな印象しか残らなかったのですが、もしかすると今作と同じ意味合いがあったりするのかなー、この機会にもう一度見返してみよう…
ただビックリさせにくる手法がブラックスワンの時と全く同じなので(意味深なバストアップ)、あーこの後ワッてくるなっていうのが読めちゃう感じで面白かったです
そんでもってジェニファーローレンスたまらん可愛さ、髪型も髪色も素敵すぎて見惚れます…！髪色真似したい…
