このレビューはネタバレを含みます
イーニドが最後バスに乗り込むシーン。
人生の次の方向へ、「どうなろうが自分で決めた事」と腹を括って決心した事のメタファーかと。
心が決まっている者の前に、ふさわしい場所へ案内する役割が、あのバスなんだろうなぁ〜と観て思いました。
だからおじいさんの時は、あの行き先であって、イーニドはきっと「となり街」位の決心だったんじゃないかな。大きな決心だとは思うけど。
だからどんつまりになっても、最後の最後まで、来なかったんじゃないかな。
とても、前向きな感想ですが。
それまでの、グッダグダなアメリカの若者の日常の見せ方から、あのバスを挟み込む監督のセンスが大好きです。