パリを代表するキャバレー、ムーラン・ルージュの創設と恋に生きる人々を描いた作品
フランス映画らしい情熱的な恋、
アクロバットなフレンチ・カンカン、
カラフルな色使い、オシャレな衣装、
1880年の…
恋多き男の無責任な多角関係を描きながら、その場の恋に命を削るルノワール流の恋愛至上主義がおおらかに肯定される。
クライマックスのムーランルージュ開店の夜の舞台風景での、官能的なカンカンを踊り狂うダ…
舞台のムーランルージュを観る予定なので前知識として鑑賞。
騒がしく猥雑なのに美しい。熱狂の渦に巻き込まれるというか、思い切り心を持っていかれる感覚はなんだろう。
殿下のニニをデートに誘うセリフが…
このレビューはネタバレを含みます
有名な作品の割に、思ったより話の中身がなく、前半は退屈だった。
面白くなってきたのは、ニニが「私は彼の女よ」と言い逃げして出ていくかと思いきや、柱に抱きつく場面あたりから。悲劇のヒロインを存分に…
歌ったり、踊ったりするのは物語の中でもパフォーマンスとしてだけのタイプの映画だった。ミュージカルが苦手な人にとってはこういう方がとっつきやすいのかな?私は序盤からもっと歌や踊りを期待しちゃったけど、…
>>続きを読む女たらしの興行師が生む嫉妬、嫉妬、また来て嫉妬。それでも「恋は素晴らしい」と叫ぶルノワール。同時に、普通の幸せを代償に捧げることでしか得られない熱狂のある世界が存在することを物語ってもいる。
赤毛…
「愛と水だけで生きられるか」
「大丈夫。大きな暖炉であなたが射止めた猪を焼く 年老いたコックと家事をする若い娘…」
「亭主が欲しければパン職人ポーロのところに行け、恋人が欲しければアレクサンドル…
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