志村蓉子

12人の優しい日本人の志村蓉子のレビュー・感想・評価

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)
4.8
かなり大昔に見て以来の視聴です
設定は覚えているけど、話の流れはあらかた忘れてしまったので、WOWOWさんで放送するならもう一度見てみようと思いました

もう、ただただ面白かった!
『十二人の怒れる男』の方を先に見てるけど、ぜんぜん違う面白さでさすが三谷幸喜!という感じです
「なんとなく」「あの人はそんな人じゃない」と感情的に無罪を主張する人たちをどうやって説得するんだろう、と思っていたら、話し合っていくうちに実は本当に…という展開に「はー!なるほどね!」胸がすくような、爽快な気持ちになりました
終盤の怒涛の展開はおおいに見ごたえあり!
結論が出てみんなそれぞれ帰っていくシーンはしみじみ和むし、なによりトヨエツがカッコいい!

今回の放送で知ったんですが、この作品はカメラは2カメもしくは1カメ、頭から順撮り長回し、一発撮り、だったそうです
番組MC山里良太さんゲスト宮野真守さんは、恐ろしい!エグい!とおっしゃっていました
素人の私にはそれがどれほどエグくて恐ろしいのかわかりませんが、カメラの台数が少なくて長回しなら、セリフがない時も気が抜けないんだろうなと思いましたw

いやー、やっぱり、脚本て大事ですね…とあらためて思う…そんな作品でもありましたね
見てよかった!
志村蓉子

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