りょうすけ

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのりょうすけのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」

25周年記念特別上映@gdcs池袋 BESTIA

ポッドレースとダース・モールとのチャンバラシーンしか記憶になかったけど、再見すると印象的なシーンがその2つしかなかった。それ以外のシーンはあまりにも退屈すぎる。

せっかくリーアム・ニーソンとダース・モールといういいキャラを出しておきながら2人とも死んじゃって映画にはこれ以降出てこなかったのがもったなさすぎる。

ダース・モールは「ハン・ソロ」で登場していたが、「クローン・ウォーズ」まで追っているコアなファンじゃないとどういう経緯で登場したのかも分からなかったし、その後の進展もないけど今後映画で触れる企画はあるんだろうか。

「SW」が苦手な僕がこれ以上内容について話しても不毛なのでそれ以外の点について述べる。まずは映像について。

4Kリマスターされた映像は綺麗なシーンは綺麗なのだが、シーンによってはそこまでという印象。やっぱりEP7〜9のような画質で…というわけには行かないのだな。ダースモールの顔のドアップのシーンが一番高画質に感じた。

また音響に関しては、gdcs池袋のBESTIAの音響は素晴らしかったのだが、本編前の「スター・ウォーズ・セレブレーション」の宣伝動画や本編後の「アコライト」の予告を観てしまうと、音のリマスターにも限界があると感じてしまう。ポッドレースのシーンの音は凄かったが、ライトセーバーの音とかもEP7以降のものに比べると厚みが全然違う。EP7をDolby Atmosでみた時の衝撃には遠く及ばない。

再び本編の感想に戻ってしまうが、ユアン・マクレガーやサミュエル・L・ジャクソンなどの若さやリーアム・ニーソンがそこまで変わっていないことにも驚いた。しかし、それ以上にアナキンを演じた子役とヘイデンの笑い方がそっくりだったことに驚いた。子役に似てる人としてヘイデンを選んだのか、はたまたその逆なのか、気になるところ。

嫌いなら観に行くなとSWファンに怒られそうだが、劇場で観るSWは家で観るよりもずっと楽しかったことは事実。来年の「スター・ウォーズ・セレブレーション」を前に他作品の再上映(出来れば全国で)もしてくれたらなぁと思う。
りょうすけ

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