劇場で初めての鑑賞
世代としてはプリクエル世代で思い出深いのだが、EP1は元々そんなに好きじゃない。
好きじゃない理由としては、ナブー-タトゥーイン-コルサントの行ったり来たりする構成故になんだか気が削がれるからだと思っている。特に最後のナブーでの戦いはダースモール戦以外、鑑賞に耐えうる出来じゃない。
また白眉のダースモール戦も昔はテンション上がる場面だったが、改めて観るとよく分からない。剣戟アクションの水準が上がった現在、相対的にちゃちく見えるというのが大きな理由だろうが、にしてもよく分からない間の使い方だ。別の盛り上がらない場面とパラで進行するし、肝心の決着もオビワン、怒りを露わにして倒してて…それでいいのかとなる。
今観ると通商連合の封鎖や議会で相手にされてない感じ、
イスラエルによるパレスチナの完全封鎖などの現状を連想させるものばかりでしんどく、とてもポリティカルな内容だったことに気付かされる。実はそこが1番の収穫だったかもしれない。
