やっと見る機会に恵まれたクリープショー！
スティーブン・キング&ロメロ監督によるオムニバスホラー！
モンスター作品が中心ですが、隕石やら、怨念やらそれぞれが由来が異なるので見ていて飽きません。
ラスト一本は強烈にゴキブリ注意な一本！
「父の日」
過去に殺された男が墓から蘇り、生前に欲していたケーキを求めながら一家を殺していく謎設定ホラー。
エド・ハリスにまだ髪があるのが新鮮。
「ジョディ・ベリルの孤独な死」
隕石由来の植物に侵食される男の話。
やる事なす事全て悪手というダメ男乙です。
「押し寄せる波」
波打ち際に埋められる拷問を受けた男女が復讐のために蘇る話。
海中で復讐を決意するシーンで背景が赤く光るのがおもろい。
「箱」
一番のお気に入り。
性格激ワルなクソ嫁を殺す妄想ばかりしている男。
彼が勤める大学に持ち込まれた南極産のモンスターに妻を殺される完全犯罪を画策する話。
パーティ中に妻の頭を銃で撃ち抜く妄想シーンも良いし、モンスターの造形も良い。
「奴らは群がり寄ってくる」
ゴキブリ注意の問題作。
傲慢で冷徹な金持ちがゴキブリに殺される本作。
ゴキブリ＝一般大衆と考えると、ゾンビをゴキブリに置き換えているようにも思えるのはロメロ風か。
それにしたって気持ち悪いし話もそんなに面白くない。
それぞれちゃんとオチもついているし、設定のバリエーションもあるので面白かったです。
