ゆんぶりっく

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロードのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

3.3
クレしん映画11作目。
高作画による焼肉飯テロ映画。
今回はお助けキャラの女性キャラ不在によるアクション不足と、後半の展開の雑さにより映画としてのクオリティはやや低め(しかも比較対象となる前作が、かの戦国…)
ただギャグの切れ味は良い。

確か公開当時は、本作のギャグで結構爆笑していた記憶がうっすらと…笑
特に急に劇画タッチになるくだりと、無音で海に投げ出されるみさえのシーンは笑ったなぁ…
個人的には相変わらず春日部防衛隊が出るとテンションが上がるので、遊園地でのバトルは好きです。

クレしん映画のラスボスといえば、時には「戦闘の番号札を取られたから」とか下らない理由は結構ありましたが、本作のボスは輪をかけて適当。
あの組織もどう言う経緯での集まり(何故ボスの信念に賛同するに至ったのか)とか多分あんまり練られてない。
弟とやらの動機もわからないしな…

ラストのあっさりな結末も物足りない。
やっぱり前作が、あの重厚な「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」更には「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶジャングル」であり、ハードルが上がり過ぎていたのは否めないけども…
ゆんぶりっく

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