♯213 またキリスト教(偶然)
ソウルから亡くなった夫の故郷【密陽】へ息子を連れて引っ越してきたピアノ講師のシングルマザーが主人公。
一部の住民は都会からの移住者に対して排他的な態度を取っていた…
韓国でのキリスト教に対するまっすぐな問いをぶつける映画。
決して「反キリスト教」ではないんだと思う。
観終わって「あれ?? これで終わり??」とも思うけれど、「シークレットサンシャイン」という主題が…
亡き夫の故郷で心機一転ピアノ講師として新生活を始めるが…。
愛する息子が誘拐されるという事件が発生。そこから主人公は精神的に追いやられ、もともと無宗教だったのに、救いを求めて教会の門を叩く…
なん…
このレビューはネタバレを含みます
大切な人を失った痛み、そんな自分に目もくれず、今までどおりに流れる他の人たちの日常の残酷さ、早く乗り越えたくても、時間が経つことでしか癒えることがないであろう喪失感。身近な人の死を経験しないとわから…
>>続きを読むイ・チャンドン、ずーんときた。信仰心を持ち合わせない身でも、神に救われたと歓び歌う人々の表情にはちょっとグッとくるものがあり、宗教のすべてを否定はできないなと思いながらも、その綻んだ糸を引き始めると…
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