OSHO

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちのOSHOのレビュー・感想・評価

4.5
1990年代の名画を観るシリーズ。
マッド・デイモンとロビン・ウィリアムズ主演。

心を閉ざし悪に染まる天才青年が、大学教授のセラピーを受けていくうちに心を開いていく話し。
クサい台詞の多さは気になったし、ストーリーも必ずしも完璧じゃないけど、私の心は響いた。

大学の廊下に貼り出した数学の超難問を大学の清掃員をしているウィル(マッド・デイモン)が答えてしまう。
一方、ウィルは、付き合う仲間は不良で喧嘩やナンパに明け暮れる日々。犯罪も起こす。

犯罪の刑が確定したあと、数学の教授が、ウィルを見つけ出し、
・刑務所に入る
・数学の研究の手伝いをして、かつ、セラピーを受ける
の二者選択を迫り、ウィルは後者を選ぶ。

心を開かないウィルのセラピーを心理学教授のショーン(ロビン・ウィリアムズ)が担当することに。それから、週に一度のセラピーが始まる…という話し。

この手の良い人役のロビン・ウィリアムズさんの安定感は、本当に凄い。他の俳優では絶対に出せない味。
ロビン・ウィリアムズさんも、年を重ねたからか『いまを生きる』や『レナードの朝』のときよりもさらに良い空気感だった。

邦題でタイトルのラストに『旅立ち』という言葉を添えたことも個人的には良かったと思う。
過去の出来事にトラウマになって前に進めないなんてバカだよ…という映画。
とにかく観て良かった。
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