仮面の大使

名探偵コナン 紺碧の棺の仮面の大使のレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)
2.9
 二人の女海賊の絆にグッと来る映画。

 女海賊の財宝の伝説が残る神海島へバカンスに来たコナンたち。ダイビングしていた蘭や園子の目前で財宝を狙うトレジャーハンターがサメに襲われ死亡してしまう。事故と思われたがコナンは事件だと推理する。財宝を狙い暗躍するトレジャーハンターと犯人。財宝の在処は、そしてその正体とは…。

 コナン映画の中でも駄作と評される今作。その評価もうなずけてしまうぐらい微妙な作品でした。

 女海賊アン・ボニーとメアリ・リードは互いに背中を預けて戦ったというエピソードのように蘭と園子が敵と戦うシーン。恐らくこれが今作の注目ポイントの一つなんだけど、園子は別に強くないので、蘭の強さが分かるだけのシーンになってしまってるのが残念すぎる。蘭のピンチを園子が助けるとかそういうシーンがあったら良かったんだけどなぁ。

 あとせっかく少年探偵団が頑張って宝探しをしてたんだから、少年探偵団にも宝を見てほしかった。多分がっかりすると思うけど(特に元太)。

 良かったところは最初のカーチェイスと灰原さんのことをコナンが「相棒」というシーンぐらいかな。

 
 
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