ぴょんちゃん

死刑台のメロディのぴょんちゃんのレビュー・感想・評価

死刑台のメロディ(1971年製作の映画)
5.0
モリコーネ特選上映にて鑑賞、モリコーネ目当てではあったけどこんなにも骨太な作品だったとは!
アメリカ歴史の汚点として有名な冤罪事件だけど、初めから自分たちの気に入らない人物に罪をなすり付ける結論ありきに背筋が凍る

嘘と脅しにまみれた証言、偏見に満ちた検事も公正な裁きをしようともしない判事、真犯人が見つかっても無視する、観ていて心が痛くなる

強盗殺人犯の汚名を着せられ、世間から酷い目に遭ったであろう息子が父親を避ける場面が本当に辛い

大変な力作であろう
ぴょんちゃん

ぴょんちゃん