ま

グラン・ブルー/オリジナル・バージョンのまのレビュー・感想・評価

3.0
リュック・ベッソン監督の初期作。
海辺で育った主人公はイルカと会話する寡黙な男。その幼馴染(ジャン・レノ)はオラオラ系の男。二人の共通点は素潜りが得意なところ。
やがて二人は大人になり久々に再開。世界的な潜水の大会があるからお前も来いと主人公が誘われ大会に出場する話。

大会のくだりは最後のおまけ的な感じでそれよりも海の美しさ、イルカと戯れる青年、そんな男に恋する乙女など、神秘的な雰囲気やフランス映画的なお上品さが感じられるのが特徴。
賛否はあるようだが、この雰囲気はハリウッド映画にはあんまりない。シリアスともポップともラブロマンスともファンタジーとも違う様な、、タイトルの通り最初から最後まで「青」って感じ。
ま