このレビューはネタバレを含みます
デンゼル・ワシントン主演・無双アクションの3作目にしてファイナル。
散々危ない仕事を行ってきた男も遂に引退を決意。田舎の島で温かい人々に迎えられようやく安住の地を手に入れたかと思えたのだが…
チンピラ登場で早々に引退撤回。
涼しい顔して、紳士的な振る舞いして、今回も悪党どもをボコボコにする。
安定のかっこよさではあるが、「普通の人かと思ったら実はこの人とんでもなくヤヴァイ奴だった」という一番の売りとなるポイントが作品を追うごとに弱くなってきた気がする。
最初から強さだだ漏れというか、どうせ強いんでしょという予測の範囲内。それで良い映画ではあるのだがシリーズモノになるとちょっと新鮮味がなくなってくる。
チンピラに報復するのもちょっとはやすぎ。徹底的にやられ、耐えに耐え、みんな苦しみ、これ以上は、これ以上はもう見過ごすことは出来ません…
で、ようやくキレるぐらいなのを見たかった。
あまりにも悪党も弱すぎた。
と、厳しめに言ったけど普通に面白いし安心して見れシリーズ通してデンゼル・ワシントンの新たなキャラ設定も良かった。
町の用心棒にいて欲しい。
