matchypotter

トランスフォーマー/リベンジのmatchypotterのレビュー・感想・評価

4.8
シリーズの中でたぶん1番観てる。このリベンジが1番好き。

前回の偶然的な出会い(とはいえ偶然でもない)からの死闘を経て、やっと平穏を取り戻したかと思いきやまたもや巻き込まれるサム。何なら今回は一番の標的として追われる。

そんな中でのサムとオプティマスとサムの関係が何だかんだと信じ合ってる感じがとても良い。
オートボットという機械的な生命体でありながらもロジカルで且つハートのある考えをするオプティマスやバンブルビーの諦めない、人を守り、地球を守り、かつての故郷のようにならぬように献身的に犠牲を伴いながら戦う姿がとても感動的。
しかも、それをまさかの人類に疎まれてる中でそれを自らの信念でやってるとこが心打たれる。

特にあのオプティマスがサムを守りながら複数のディセプティコンと森で泥だらけになって戦うシーン、あそこがスゴい印象的で好き。
好きだけど衝撃的でかなり悲しくもなる。

でもあれでサムに火が付くわけだし、あのシーンはなかなか意味があって無くてはならないエピソード。

現実的に考えてしまうとこれまたアメリカ 万歳!の軍事力増強の力任せのアメリカ的映画ではあるのだけども、みんなが諦めずに、最後まで、大事な人を守ろうとしたり、自分の何かを折らないように、周りともそしてオートボットとレノックスやシモンズ達も前作よりも信頼しあって助け合って良いコンビネーションで戦ってるのが印象的。

オプティマスはカッコいいし、バンブルビーもお茶目で可愛くていざと言う時の“マジ”が男らしい。

とはいえ、今回は敵のディセプティコン側がかなりナメてると言うか、準備不足と言うか、行き当たりばったりというか、手負いというか、ちょっと脆かった感は否めないかな。
相変わらず強さと勢いは良いけど、計画性なさすぎだろ、力任せのアホか、観たいな。

シャイアラブーフもすっかり板についたオートボットたちとの掛け合いは個人的にはめちゃくちゃ憧れる。
で、ミーガンフォックス。彼女はこの先は出てこないのがマジで残念。色々理由があるにせよ、もう悲し過ぎる。この色気によって何度この作品を観たことか。

もう、ホントに小さい頃からこういう世界観とその中にいる主人公に憧れまくって“ごっこ”遊びばかりしてたこっちからすると、シャイアラブーフのオートボットたちやミーガンとの関係や、この壮大な世界規模での冒険や、もう色々厨二病感も含めて、憧れ以外の何モノでもない。

マイケルベイ、もっともっとやってくれたまえ。
matchypotter

matchypotter