スペイン内乱における反体制的革命家と、彼がフランス入りした後の「同士・仲間」や「妻」らとの「活動の様子」を描いた、ドンパチアクションなきひどく内省的な映像作品。
正直言えば、自分にとっては「催眠映…
不安と苦悩を顔に刻み続けた、この中年の男ディエゴ(イブ・モンタン)は、反フランコ派の闘士として、スペインからパリに移住して、25年間地下工作を続けてきた。
1965年4月20日、彼は突然、スペイン…
フランコ政権下スペインで長く活動していた共産党員が、危機を知らせるために一時的にフランス・パリにやってきたときの話。
脚本家ホルヘ・センプランの自伝的内容になってて、この映画のあとは、この映画の主人…
アラン・レネ監督の「二十四時間の情事」(1959)「去年マリエンバートで」(1961)「ミュリエル」(1963)に続く長編第四弾。日本ではATG配給で年に公開。
1965年のパリ、母国スペインの独…
「戦争は終った」
本作は1965年にフランスの巨匠アラン・レネが監督した作品で、フランコ政権下で仲間の一斉検挙を優う活動家の物語である。スペインの元活動家センプランが自身の体験に基づき、見果てぬ理…
セックス描写がロマンポルノ的なファンシーなものだったのに面食らってしまい以降も左翼の男あるあるのエゴイズムとロマンチズムに辟易しながら、でもなんやかんや政治ドラマとしてよく出来てたし短いシーンが挿入…
>>続きを読む長い間祖国のスペインのために反政府活動をしてる主人公がスペインの革命に向けて活動しているフランス人に会うけど、明らかに地に足がついてない、自分たちのためにしてるような活動に白けて、最後はスペインの中…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2020/11/19 DVD
本作での「戦争」とは、スペイン市民戦争の事である。
スペインの左翼作家ホルヘ・センプランのシナリオをもとに、スペインの右翼フランコ政権に反抗して、自由を求める運動を…