OSHO

モダン・タイムスのOSHOのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
3.8
1936年の無声映画でモノクロ映画。
工業化社会、つまり、人間が工場の部品になっていく社会を批判した映画。

工業化社会を否定する一方、
デパート、エスカレーター、ローラースケートなど、1936年当時、近代文明に憧れてをもたせるような内容にもなっている。

当時はチャップリンはすでにビッグネームだったのでしょうね。セットが凄く豪華。
セットが豪華な分、「街の灯」「キッド」のようなしみじみとした感動はなかった。

工場で役立たずの労働者役のチャップリン
泥棒を働く貧しい美女、
2人が中心の物語。

貧しい美女が、裸足なのと、本当に掘っ立て小屋みたいな家に住んでいるのは時代ですね。

なんだかんだチャップリンの笑いは凄い。
40代後半だし(当時の40代後半は今で言えば60歳くらいだし←ちょっと意味不明)、すでに大御所だったと思うけど、自らボケに向かっていく姿は、大御所というより、若手芸人を見ているようだった。
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