『すべてうまくいきますように』のレビューの際に"安楽死"関連作ということでお勧めされたので、全く情報を入れずに観てみました💦
ジャケから物悲しさを感じるので、勝手なイメージは静かでしっとりとした雰囲気なのかと思いきや...こちらは前半は特にブラックよりのコメディでした😧
特典映像を観たことでようやく内容を理解出来ましたが、ドゥニ・アルカン監督の人生、友人、信念を絡ませた脚本だそうで、デビュー作の『アメリカ帝国の滅亡』のキャスト、スタッフを17年振りに再び結集した内容なんだとか。それを知らないと全くしっくりこなくて😥
モントリオールの大学で歴史学教授の父親はとにかく頑固で酒好きで、そこに女に目が無く女癖が悪いときていた。反面教師で育った息子は距離をおき、自立してロンドンで証券ディーラーとして成功していた。
そんな父親が癌を患い余命僅かと母親から連絡が来る。
どんな親でも限りのある命が分かった時、最期は本人の望む形で終わらせてあげたいと、金に糸目をつけず精一杯のことをするのだが...
かなり都合の良い展開なのでリアリティがなく、父親は血色が良くて太っていて死期が近いようには見えないし😏
まぁ良い息子だな〜と言う印象は残ったけど。
場所がカナダと馴染みが薄いのもあり調べると、"安楽死"は2016年から合法化されたらしいが、この制作時は違法なわけで...それも医者を介さずにヘロインの過剰摂取はいけませんよね😖
この作品は安楽死の概念から外れているのではないかなと感じました🤔
まぁ、"監督の理想の死に方"というお話かな?