「まごころ」「春の目ざめ」と並ぶ成瀬巳喜男監督の、青春爽やか路線は私の好みだし、藤本真澄「青い山脈」番外篇の趣きを持つ、石坂洋次郎自身を思わせる石中先生宮田重雄の岩木山周辺の村、弘前市を舞台にしたス…
>>続きを読む本編はオムニバスでどれも牧歌的な話だが、特に2話目の、村にストリップがきただけで大騒ぎになる話が好きだ。
3話目では、あまり見たことのない三船敏郎も見れた。
地元民としては津軽弁と程遠い雑な言語が…
成瀬巳喜男監督作品。
いんやぁ、おもろかったぁ。
オムニバス形式で3話。1本30分くらい。
ほのぼのストーリーにこころ癒されたぁ。
敗戦5年後の作品だけど、人々は健気に前向きに生きているのだね。
東…
1950年 成瀬巳喜男作品 96分。小説家の石中先生(宮田重雄)の周囲での恋愛模様。3話から成る。一話、リンゴ園の隣の空き地に軍がガソリン缶を大量に埋めた。そう聞いた石中先生らは堀りに出かける。それ…
>>続きを読む初DVDということで購入してみた。本作の主人公石中先生を演じているのは三船敏郎とばかり思い込んでいたが、宮田重雄だった(主人公ではなく「語り手」的存在なので宮田で適役)。3話からなるオムニバス。いず…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
水準を越えたの飄逸なフモオルは宮田画伯の石中先生始め主要人物達に微笑しい人間味を与えることに成功したーーのは認めた上で、演出のまだるっこいクドさが短篇としての劇的なたかまりやまとまりを自ら押殺して…
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