黄色い木

ヨーロッパ一九五一年の黄色い木のネタバレレビュー・内容・結末

ヨーロッパ一九五一年(1952年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

「他者への愛は自己嫌悪から生まれた」
(イレーネ)

◉比較的裕福なイレーネは息子を失った悲しみ、自責の念がきっかけで弱い立場の人々に関わり肩入れする様になる。貧しい生活を目の当たりにし、価値観を揺さぶられるイレーネ。
だがその言動は共産主義者、反社会的行動とみなされ、精神病院に無理やり入れられてしまう。
◆……暗い、、orz
「愛とは?」っていう感じかとも思ったけど、結末を見て、それも違うかなと思い始める。
愛の行動が正当に評価されない時代状況の表現?ということだろうか。
この頃は共産主義はまだ強かったと思う。(多分。少なくともソ連崩壊近い時よりは。日本帝国も滅びたばかり。)
こういう時代だったのかな…
黄色い木

黄色い木