これは未読だけど、ボフミル・フラバルのキュートな映像に魅了された。政治的に抑圧されていた著書の作品は貴重だし、出来れば自叙伝的な物を観たいな。お母さんの長い髪と慈しむお義父さんの事とか ビール工場の…
>>続きを読む工事全景,1948.2世変,労働者実権支配,ブルジョワ罪滅ぼし,名誉の労働,青空床屋,鋼鉄生産,思想改造,元教授,元検察官,元金物屋,元理容師,元サックス奏者,元牛乳屋,元コック,撮影,スト,195…
>>続きを読む過酷な政治状況の中でも楽しく過ごす労働者が終始描かれる。逆作説的な意味もありそうだが。
途中子供たちが来て、反面教師のように労働者を見るシーンが一番印象に残った。
人々が希望を持ち続ける様が全編…
スクラップ工場ってこんな絵になるのね。牛乳屋は顔覚える前に消えてました。看守とジプシー女の新婚エピソードとか、パヴェルたちの鏡のやり取りとか色んなとこで、けっこう気が利いてます。
VHSで観たが、…
ビロード革命で共産主義体制が倒されるまで20年以上封印された、イジー・メンチェル円熟期のゆっるい作品。
ただ、発表・製作時期がメンチェルにとっても脚本のフラバルにとっても凄く悪かった、誰もが言いたい…
可愛らしくてなんだかほっこり〜と同時に当時の厳しい現状が胸を締め付ける。
1948年共産主義が広がり実質的な独裁体制のもと、統制が厳しくなったチェコスロバキア。そんな社会に声をあげたヒバリたちは強制…
「ここで働いているうちに、精神構造が単純になったんだ、前より楽だ」と笑顔で語る元ブルジョワ
社会主義体制への賛同なのか皮肉なのか、どちらとも取れる言い回し、それが一番理想的な皮肉なのかもしれない…