フランスの高校を舞台に展開される失踪ミステリーは例えるなら「桐島」+「エレファント」。
視点の違いによって、登場人物の印象や台詞の意味変わってきたり、謎が少しずつ明らかになってゆくのがベタながらスリ…
感想としては「ああやっぱり」。
最初から意味深にチラチラしてて解っちゃうよね...。
身近で起きることの恐怖、
交差していたのが合致する等はまあ読めるものの良かったとして。
なんとなく推測できる物を…
他人の視点は常に断片的で狭いコミュニティで噂が噂を呼ぶというテーマはSNS以降特に顕著で分かりやすいけど、中盤までしっかり引き込んでおいてオチ弱すぎる。
ラストに登場したマスコミはいわゆる登場人物た…
「明日、君がいない」「エレファント」あと分野は違うけどブギーポップは笑わない、とか。
パッチワークのように別々の人物の視点を交差させて、ひとつの事件を浮き彫りにする手法をとった作品。
一見、分かり…
本作は『桐島...』や『明日、君がいない』『エレファント』等に使われている、斬新ではありますが、使いようによっては単なる各シーンとの接点に多少の面白みを感じるだけの凡作に終わってしまう可能性をも隠し…
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