【神話的な味わいのブラジル映画】
ブラジル映画。ロドリゴ・サントロ主演。
荒涼とした土地に住み着く二つの家族の不和と抗争の物語である。南米の風景、農牧生活、凄惨な殺し合い、本と出会う少年、旅芸…
二つの家族の間で繰り返される、土地を巡る終わりなき争い
憎しみは憎しみを呼び、仇討ちを宿命のごとく生きる息子たちの哀愁を帯びた兄弟愛がせつないです
満月の夜を超えたら...
旗みたいに掲揚された赤…
嘘みたいに青々とした空、鮮明なコントラストと色。画は、どことなくアレックス・プロヤスの『スピリッツオブジエア』を想起させる。物語も寓話めいていた。悪しき因習、負のスパイラルを打開して、自由を獲得する…
>>続きを読む絵面がゲームみたいな、構図きまりまくりで色人工的な程、鮮やか。私たちの日常とはあまりに世界が違うだけに描き方難しいけど、シンプルなストーリーで頑張ってた、何目線ってかんじやけど。憎しみの連鎖を断ち切…
>>続きを読む不合理に満ち満ちている
口が渇く 血が乾く
体を鋭く叩きつけるサトウキビの葉
張りつめ過ぎた糸が切れて
涙が出るくらい笑いたい
遠くから運ばれた風が土地に纏わる因習をぶち破る
憎しみを絶ち切る…
先日、蔵盤にて久々5回目の鑑賞。
数年おきに観てしまう作品の内の一本。
寓話であり、表現されている土台はヒトという生き物の"繰り返される営みや争い"ー謂わば性(さが)であろうか。
土台の上に立つ青…
人生の意味を問われるブラジル映画。
生まれながらにして土地を巡る争いに巻き込まれ育ってきた3人の兄弟。
敵対一家への復讐と、さらにその報復されることを義務とし死を待つ兄トーニョ。
胸糞悪すぎる悪習。…