あの『ヴェノム』の生みの親であるトッド・マクファーレンの代表作として名高い『スポーン』を映画化した作品ですね。
手掛けた作家が一緒だからなのか、スポーンのビジュアルがどことなくヴェノムを彷彿とさせるようでしたし、素顔がケロイド状だったり、超人的な再生能力を持っているところはデッドプールに似てるなって思いました。
まあ、正直ストーリーはあってないようなものでしたし、当時としては最先端だったであろうCGも場面によっては若干粗く見えた時もありましたが、それでもあの長い赤いマントをはためかせる描写がすごく格好良かったですし、なんとなく厨二心をくすぐられるような作品にはなってました。
キャストも地味に豪華でしたし、特にあのヴィランの太ったピエロがジョン・レグイザモにはとても見えなかったです….。
ただ、思ってたよりも下ネタ満載でしたし、人によってはちょっと好き嫌いが分かれそうなところはありましたが、こういう重めな設定のあるダークヒーローの映画は個人的には嫌いじゃないです。
どうやらジェイミー・フォックス主演でリブートされるという話も出ているようですし、早くて来年ぐらいには実現するそうなので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。