日常に潜む在と不在。
不在となった人のかわりに、物は残っていく。
その物に宿る在を慈しむようなエモエモな作品。
今回も時折イマジナリーラインを越えてきて、でも不自然ではなくて、頻繁にディゾルブで落ち…
このレビューはネタバレを含みます
生きてると思ったら死んでしまうし、パリにずっと住んでると思ったらナントに行っちゃう。人間は時間と空間に流されていく。
「夏時間の庭」を踏まえるとアサイヤスのテーマは諸行無常で一貫している。
中年が…
マチュー好き…結婚して…。
ヴィルジニーもエロくてよかったけど、わたしはジャンヌ・バリバールが困ったような笑顔のまま喋るやり方がすごく好き。
居るのはつらいよ映画。あとお金大事映画。
ミア・ハンセ…
車窓を流れていく玉ボケ夜景と涙目ルドワイヤンのコンボ、100点。デプレシャンの映画と同様、マチューが体現する「私」性みたいなものにとことん感じ入る(ぼくはルドワイヤンとは付き合えませんが……)。しれ…
>>続きを読むオリヴィエ・アサイヤスのオタクっぷりは相当なものなのだろうけど、作品の引用は時代性を示すものとして機能し、作品そのものを模倣するような愚直さや、自己顕示的な嫌らしさには陥らないバランス感覚がある気が…
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