夜行列車に乗ったカリート

宇宙人ポールの夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

宇宙人ポール(2011年製作の映画)
2.8
グレッグ・モットーラ監督。
宇宙人をお送りするET調のコメディムービー。

コミコン帰りのオタク青年グレアムとクライヴ。しかしその途中で宇宙人とばったり遭遇し、二人は目的地までその宇宙人を送ることにする…。

サイモン・ペッグとセス・ローゲン。この2人がタッグを組んでる時点で、だいたい内容の想像は付くでしょう。
宇宙人ポールをセス・ローゲンが担当しているのですが、こいつが下品で陽気なただの明るいおっさんというキャラクター。つまり宇宙人の皮を被ったいつものセス・ローゲンということです。

内容はロードムービー。目的地に向かう主人公たちに対し、施設の人間やらがやたら追っかけてきます。
ポールがけっこう良い奴で、見た目はまんま宇宙人なんだけど、中身は愛嬌のあるおっさん。そんなキャラ設定が笑いを誘うし、展開の安定感もあります。共演者も以外に豪華。

最初から最後まで予定調和ですが、ちょっと笑えて脱力できる、そんな映画です。

好きな台詞は、
「何故喋れるんだ?」
「英語を話せんだよこのマヌケ!」