Reina_FOB

時計じかけのオレンジのReina_FOBのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
5.0
圧倒的センスと嫌悪感
コンマ1秒、どのシーンを切り取っても美しすぎる!
1点透視図法、睨む目、
コロバミルク、どぎつい原色、ナッドサット。これ以上の作品は観たことない。
リンチしてレイプしておまけに殺人犯!それなのに惹かれてしまう。アレックスの視点になってあのウルトラバイオレンスに浸っていく感覚。あの世界がたまらなく好き!
"2001年宇宙の旅"に比べて製作費はほぼ5分の1!
セットは冒頭の
"KOROVAMILK BAR"のみ
それでも半世紀近くを超えても近未来的で斬新。
この映画が好きでも、嫌いでも、ふとした時に蘇るあの目、あの"sing in the rain"
出会いに感謝しながら、子どもにはハタチを超えたら必ず観せたい、いや、観せるべき傑作!

ストーリー 1.0
美術(メイク•衣装) 1.0
音楽 1.0
演技力•撮影 1.0
全体の雰囲気 1.0

5.0点
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