スタンリーは、最後のレイプさえなければ、暴力をふるうことを除いて、考え方はまともだと思った。家族や内輪を大事にする、昨今言われている「強男」の像に近いものがある気がする。だからこそ、そんな「男らしい…
>>続きを読む安易な俗っぽさと暗示的な文学性を両立させたタイトルは天才的だと思う。落ちぶれたアメリカ南部の名家の惨めさ、都会の労働者階級の猥雑さとやり場のない暴力的エネルギーを象徴するに打ってつけの比喩。昔このタ…
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大昔に観たことあるけど沢尻エリカの舞台に行ったので久々に鑑賞。
映画では自殺した前夫が同性愛者だった事が描かれてないのとスタンリーがブランチをレイプするところがぼかされてた。
ヴィヴィアン・リーの精…
時代は全然違うけど、変わらないことはあるよね。
今の時代だと、姉さんは早く仕事見つけて早く出ていけばいいって感じだけど、昔はそういうわけじゃなかったんだろうな。それに加えて、精神状態が不安定で頼れる…
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Streetcar
路面電車だったんだ…
生あれば
死あり
【死の対極は欲望】
〈暗闇の中を走るのが人生〉
光を求めて
どれだけ進化しても
残る野蛮
ヴィヴィアン・リーが
素晴らしい
見…
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思っていた話と全然違って面白かった。
「欲望」と名付けられた電車に乗り、妹とその夫が2人で暮らす家を訪れた女が、好き放題に暴れ破滅する話。
最初はお淑やかでまともそうに見えていた主人公がどんどん獣に…
W. アンダーソンの「アステロイド・シティ」で参考にされた作品ということで観たいと思い鑑賞。
冒頭、到着した電車から駅のプラットフォームに降り立ったブランチが煙の中から登場し、「欲望という名の電…
Braintrust