善き人のためのソナタに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「善き人のためのソナタ」に投稿された感想・評価

ムサシ

ムサシの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

芸術っていいよな…

最後、直接感謝の言葉じゃなく執筆で応えるところが粋ですね

昔ベルリンの壁があった事を思いだした。
そんな時代があったことを忘れていました。
1984年ドイツが東西に分断されていた当時の東ドイツが舞台の話。

反体制を盗聴するような社会だからか前半は淡々と話…

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反体制の疑いがある劇作家とその恋人を監視(盗聴)する大尉

ベルリンの壁が崩壊するまでを描いたスリラー。
世の中にはお化けや病気の他にこういった時代背景という怖さがある事を改めて痛感し、それと同時に…

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mai

maiの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「この曲を本気で聴いてしまったものは、悪人にはなれない」
善きひと、ヴィースラーはきっと私たちでもある。

コヴェナントを観たときも
『マクロではなくミクロでもモノを見ること』と感想に書いた記憶があ…

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最初は眠くなるが、次第に引き込まれていく世界観が好きで人におすすめしたら
"好きになれない、むしろ嫌い"と言われ
苦い記憶が植え付けられた作品
peep

peepの感想・評価

3.7
芸術に心動かされ信念を持ち勇気ある行動に心打たれる。
ラストシーンの終わり方が美しい。
naka

nakaの感想・評価

3.8

1984年の東ベルリンを舞台に、盗聴任務の男性の心の変遷を描く人間ドラマ。監視社会を生かした、静かな緊張感と先の読めない展開の良作。
ただし、主人公の心の変化に感情移入しづらい。共産圏の恐怖の描写は…

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nova

novaの感想・評価

4.0

完全に強固な体制側だった主人公が反体制の私生活を覗き見るうちにその人間性に触れて徐々に心が揺らいでいく。人間は変われるんだ。共感できる演技。ほかの役者さんもそれぞれ味があって素敵でした。しかし高官は…

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旧東ドイツ、シュタージの監視社会がリアルで、一般市民の窮屈な暮らしぶりが想像できた。ヴィースラーの人生は幸せそうには見えないけど、あの時行動できたこと、それが伝わったことで報われたんだ、と思える結末…

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goslinK

goslinKの感想・評価

3.6

東ドイツで反体制疑いの作家を盗聴をしていくうちに心動かされ、こっそり国家に背き作家を救うおじさんのお話し。

気球で西側に脱出する映画を思い出した。

生きづらい時代の東ドイツの物語は辛いものが多い…

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