アキラナウェイ

男たちの挽歌のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
4.3
【恥ずかしながら初めて観ます名作シリーズ】
第61弾!

週末!!華金!!

っっー事で飲んでいたら終電なくなって、上司とタクシー相乗りして帰って、「お疲れっしたー!」って先にタクシー降りたら携帯を車内に忘れて鬼電しまくったら、運転手さんが上司を下ろした後30分後に届けてくれたという優しい世界。

泥酔して

からの〜

レビューです。

「トップガン マーヴェリック」に触発されてティアドロップ型のサングラスを掛けてトム・クルーズを目指したら、どう見てもチョウ・ユンファになっちゃう劇団ひとりの話、好き。

時はバブル景気の真っ只中。

好きな人はとことん好きな「男達の挽歌」を遅まきながら令和の時代になってから観てみたにょ。

香港の偽札シンジケートの幹部のホー(ティ・ロン)と、警官になる事を夢見る弟のキット(レスリー・チャン)。彼は兄がヤクザである事を知らない。ホーは偽札の取引現場で待ち構えていた警官隊に逮捕されてしまう。その後、ホーの弟分で親友のマーク(チョウ・ユンファ)は敵の組織に報復を試みるが—— 。

兄と弟のアツい物語。
いや、暑苦しい程の兄弟愛、家族愛。

ティ・ロンの髪型よ。
もみあげないやつ。
笑っちゃうけど笑ったらダメ。
時はバブル景気の真っ只中。
だから。

チョウ・ユンファのカッコ良さが過ぎる。

二丁拳銃ぶっ放しはジョン・ウースタイル。

銃撃音の重さは若干物足りないが、
飛び出す薬莢
飛び散る血糊
ド派手に暴れ回る大迫力。

偽札ビジネスで時代を築き上げた者達が、一度は敗れ、底辺まで堕ちてからの敗者復活戦。

ティ・ロンの髪型を鼻で笑っていた筈なのに、不思議と惹き込まれてしまう求心力がこの作品には確かに在る。

きっと若い頃に観ていたら、人生のベクトルを変えられてしまう程の影響力。

そうか、これが香港ノワールか。

監督ジョン・ウーご本人もチラリと登場。

正義感故に真っ直ぐな弟と
彼を想う兄の贖罪の物語。

ラストの銃撃戦の激しさは一見の価値あり。画面が真っ白になるぐらい爆破させるの凄いよ。



という事で、無事にレビューも書けた所で、二度寝します。