簪(かんざし)に投稿された感想・評価 - 17ページ目

『簪(かんざし)』に投稿された感想・評価

昭和10年代のバカンスものといった趣で、簪を足に刺してしまった笠智衆と簪の持ち主の田中絹代を軸に、同じ旅館で長期滞在する客たちの交流を描いている。ほのぼのと楽しく、笠智衆の歩く練習をサスペンスフルに…

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(70)
情緒が足の裏に突き刺さるのはんぱねー

子供の応援をユーモラスに散々みせといて、最後にそこに田中絹代の感情を被せる見事さ

@ シネマヴェーラ
「孤高の天才 清水宏」
mk

mkの感想・評価

5.0
田中絹代と笠智衆が若い。キャラ造形、やり取り、会話が面白過ぎ。
モグラ横丁も良かったし、清水宏やばい。
たいしたことは起こらないほっこり映画。ぼのぼのを観るような気持ちで観ると良い。
an

anの感想・評価

4.5

簪が刺さるくらいであんなにびっこ引くもんかなぁ、という疑問は置いといて、台詞もいいし役者もロケーションも室内(またしても横移動あり)もよくて、本日3本の中で一番たのしんだ。笠智衆が若すぎってくらい若…

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HN

HNの感想・評価

3.7

温泉宿が舞台
清水宏、まだまだ観ていないからわからないけど、終わり方が多分私の理想形というか一番好きな匂い方。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、でも完全に丸投げでもなく、あ、いい方向にいくのか…

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t

tの感想・評価

3.8

温泉宿を舞台とした「情緒的」作品。
3段階にわたる笠智衆のリハビリプログラム=別れまでの道程を設定する坊や2人組が罪深い。
川に架かる橋を渡るところ、謎の緊張感があって面白い。坊や達の「がんばれがん…

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Shiori

Shioriの感想・評価

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特別なのにさり気ない、こんな映画にはとてもかなわないと思った

ユウモラスで何にも縛られていない幸福、つい情緒的なものを期待してしまったり、お天道様の光のような淡いきもち

非日常のきらめく瞬間が、…

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324

324の感想・評価

4.3
情緒が足と心に突き刺さる。余りにも画が良すぎる。情緒的イリュージョン。
mononcle

mononcleの感想・評価

3.0

清水宏作品は、〈有りがたうさん〉〈按摩と女〉についで三本目。
老け役でない年相応の若き笠智衆をはじめてみる。監督は、按摩と温泉宿の設定がずいぶんお好きなようだ。長逗留する大学先生役の斎藤達雄が、いい…

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くずみ

くずみの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一緒に歩いた道を、一人でたどる切なさ。もう一歩踏み出せば、違う未来があったかもしれぬものを。アジール温泉宿での長逗留から日常へ、復帰できる人とできぬ人。キャラとしては斎藤達雄の“先生”が秀逸。笠智衆…

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