このレビューはネタバレを含みます
息が止まるほど美しいキスシーン。
先生、思わせぶり通り越してばっちりマヌエラを特別扱いしているではないか。
ドイツ映画の黄金期、ナチスが台頭する直前の作品。とはいえ監視の目は光っていたようで、監督…
素晴らしかった。90年も前の映画とは思えない。
厳格な寄宿学校を舞台に、少女と女教師の清らかな淡い恋愛にも似た感情を描いている。
2人の心の奥深く、静かに燃える炎のようなものに、胸を締め付けられた。…
全寮制の女学校(寄宿舎)にやってきた14歳のマヌエラの物語。
1931年のトーキーの時代、監督・脚本・出演すべて女性の作品。
ストライプのワンピースにエプロン、リボンタイという制服で、一見楽しそう…
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軍国主義への抵抗・勝利を示す作品のテーマに驚きだったが、女子校の実態がやはり昔から変わらないということに個人的にぐっときた。
わたしの通っていた女子校でも、クラスでは先生たちから「動物園」だと揶…
めちゃくちゃ良かった!
サイレントからトーキーへの過渡期の映画をそんなにたくさん見てるわけじゃないけど、1931年のトーキーでこれはめちゃくちゃ完成度が高いんじゃないか。学園モノとしても、新学期・操…
マヌエラもベルンブルク先生も美しすぎる…。
元祖LGBT映画。
視線、ちょっとした顔の動き。マヌエラの繊細な心情描写が素晴らしすぎる。
女学生たちのキャラクターもみんなきちんと役割果たしててちゃ…
厳格な寄宿学校で、女生徒が女教師に恋をする。1930年代のドイツで、こんな踏み込んだ内容の映画が作られていたことにまず驚いた。教育現場に必要なのは、規律ではなく、愛情や信頼だということだ。いかにも繊…
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真のプロイセン主義を声高に掲げる全寮制の女学院に、母親を亡くしたマヌエラが、伯母に連れられてやって来たところから物語は始まった。
たくさんの規則に縛られ、常に空腹で、満たされない気持ちを抱えた少女…