すいかのたね

オーメンのすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

オーメン(1976年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

少しばかりエクソシスト系を見たし、オーメン ザ・ファーストの評判も良いようなので、ちょっと悪魔系も見てみようかと思い原典を視聴…ネタバレっていうか概要知ってても『こんな話なんだ~』と驚き!正直怖さは皆無レベルですが、ダミアン君の出自を追う話は中々面白かった!!

ダミアン君の出自と協会
まずダミアン君の母親が『山犬(…らしい?)』ってところで驚き!悪魔の子ってのは知ってましたが、そんなガチっぽい話なんだとは知らなかったです。適当な悪魔転生みたいな話かと思ってました(笑)。
で、そんなダミアン君はどうやってご家庭に入っていったかというと、実は病院と協会がグルだったっぽい?という…あるご家庭に生まれた実子を殺し、悪魔の子と入れ替え…。
しかも協会側は後々『ごめ~んアレ悪魔の子だったわ、殺しといて!』ってのを、悪魔の子である理由はやたら婉曲に、殺すべきだけは超ストレートに言ってきます。そりゃあそんな提案受け入れるわけないですね(笑)。
ともかく協会側がかなりポンコツ!…そりゃあダミアン君誕生の話なんだから、流れはダミアン君に味方すると思いますが、もうちょい抗う側も何か無いのと思ってしまった(笑)。
あとダミアン君にはやたらと態度のデカい乳母が付いています!…役に立つようなそうでもないような…正直何とも言えないのですが…雇われなのに異様に態度がデカくちょっとオイオイと思ってしまいました(笑)。まあそういう事じゃなくて、悪魔崇拝とかそういう人を魅了する力があるとかなのでしょうけど。

ダミアン君と殺し
基本的にはニコニコしてるだけです(笑)。暗躍してるのかよく分からないですが、大体悪魔の奇跡っぽい感じで殺人が起こります。避雷針やガラスを使ったり中々象徴的なヤり方で、聞いたことはありましたが実際見ると『おおっ!』っとなりました。
直接手を下したのは母親を三輪車で轢いて突き落としたくらいか…よりによって一番嫌なところですねえ…。

古い作品だし、話しそのものは『ええっ!?』ってなるところはありますが、思ったよりテンポも良く今見ても楽しめました!ザ・ファーストも観たいのですが…周辺で全然やってない(笑)。レンタル待ちかな~。
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