すいかのたね

地下に潜む怪人のすいかのたねのレビュー・感想・評価

地下に潜む怪人(2014年製作の映画)
3.0
軽めのホラーが観たいな~と思って、何となく視聴…POV物でした~。

これは~ホラーというよりアドベンチャー色がかなり強い(笑)。そして展開が結構早く、主人公の異様なバイタリティに全部引っ張られて話が構成されます…良くも悪くも主人公が本当に話を引っ張ってました。

正直ここまでホラー演出でビビらなかったホラーは初めてかも?一応ジャンプスケアっぽい演出もちょいちょい出てくるのですが、観てる最中『いや何かこう…脅かしはいいからさ…何やってんだ皆(笑)』みたいな感覚になってしまいました(笑)。

ホラー描写より『アタシがこの真実を見つけてやるのよ!』という主人公の圧倒的行動力…という名の、最早自分勝手さに映画が引っ張られて、幽霊とかマジでどうでもいいわって、観てる側もなってしまう、ある意味で爽快感ある映画!カメラを複数設定しているので、終盤は誰がどの視点から映像撮ってるかもよく分らなくなります(笑)。

…でも落とし方はうん…猪突猛進しすぎて疲れちゃった感凄い…正直結構微妙な終わらせ方だったと思います。過大評価前提で例えるなら線香花火みたいな作品ですが…最後に落ちる火球がかなり小さかった感覚です(笑)。
冷静に思い返すと、ホラー描写も細かな事象やビジュアルは映さず、かなり勢いで済ませてたかな~。

ネタバレって程じゃないですが、流石本作の主人公!猪突猛進の突進で幽霊らしき何かもタックルでぶっ飛ばして進んでました(笑)。

本当に適当にホラー観たいなという場合はオススメできるかもです…日本語タイトルは正直中身とは合ってないかな~。
すいかのたね

すいかのたね